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今、非正規雇用の増加やいわゆる「派遣切り」が社会問題になっていますけど、僕が前の会社(ライブドア)で社長をやっていたときは、技術者派遣やSI会社の常駐社員などは一切使わなかったし、逆に自社の社員を派遣することもしなかった。社内ではこうしたシステムを利用するようにかなり説得されたけど、ここだけは頑固に譲らなかった。
唯一、派遣会社を使ったのは受付の女の子たち。いろいろとあって押し切られてしまったのだけど、彼女たちが望めば正社員にしていたし、希望すれば総務や経理に異動もさせていた。ほかに社員でない人と言えば、導入したシステムのメンテナンス要員が必要で、社内にそのスキルをもつ人材がいなかった場合。クライアント企業から1〜2人きていたと思います。
ここまで非正規の社員を雇わなかった理由はいくつかあるけれど、ひとつは派遣とか常駐が人材のピンハネだから。経営者の思想として、派遣されるほうも派遣するほうも相いれないと感じていたし、こうしたシステムが産業構造の空洞化を招くとも思っていた。もうひとつは、社内の技術力を低下させるから。いずれにせよ、とても嫌だった。
ただ、僕の力ではどうにもできないこともあって、買収した会社が派遣社員を使っていたら続けるしかない。その場合でも徐々に正社員化は進めたのだけど、子会社や孫会社を含めて関連企業が多くなると、どうしても目が届かなってしまう。ライブドア本体はともかく、グループ全体で正社員化を徹底できなかったのは、今でも残念に思っています。
堀江貴文 エンジニアは誇り高くあれ/Tech総研 (via eternityscape) (via gkojax) (via morygonzalez)